20年以上関西に住んでいても、大阪市内を観光する機会はなかなかおとずれないものです。ところが先日、思わぬ形でそれが実現しました。「近場で遊びたい」という高齢の友人からのリクエストを合図に、一斉に友達に声をかけたところ、総勢25名の団体ができあがり、大阪水上バス「アクアライナー」に乗ることになりました。15名以上なら団体割引で1割引になる！ラッキッキーッ！
出航するのは桜ノ宮にほど近いOAP港（大阪アメニティパークの略）。乗船したアクアライナーは、130席以上もあるひろびろとした設計で、船内販売もあり、なんだかプチ旅行気分。見慣れた大阪城や京橋駅なども、いつもと違う視線で見ると、とても新鮮です。
←川面から眺める大阪市中央公会堂は一味違います。
天満橋、天神橋をくぐって船は北浜～淀屋橋へ。川面から見る大阪の街は、普段の喧騒がウソのような静かなたたずまいでした。
中之島バラ園
造幣局
たくさんの種類のバラが満開の時期を迎えている中之島のバラ園や、造幣局の建物を左手に見ながら、船はもとのOAP港へ到着。あっと言う間に１時間のクルージングが終了してしまいました。
景色もさることながら、いっちゃん（一番という意味です）印象に残ったのは、子どもたちはもちろんのこと、川岸を散策するおっちゃんやおばちゃん、ボートの練習をする学生やカヌーを操っている人たちまでが、必ずこちらに向かって手を振ってくれることでした。いやぁ、大阪人ってホント人懐っこい人種だなぁ、とつくづく感じ入ったこの日のクルージング体験でした。
（by C.C.）
